2017-01-01から1年間の記事一覧
はじめに 音楽の哲学についてなぜわたしたちは語りたがるのか、と問うてみると〈なぜならわたしたちは音楽が好きだから〉という存外単純な答えを得られるかもしれない。 音楽には汲み尽くし得ない謎が秘められていて、それを解明しようとすればするほどに、…
はじめに ピーター・キヴィの『音楽哲学入門』 (Peter Kivy, Introduction to a philosphy of music, Oxford University Press, 2002.)は音楽哲学の創始に多大な貢献を果たしたPeter Kivy(1934-2017)による音楽哲学の入門書である。300ページほどのそこ…
・公式サイト目次→現代存在論講義 I ・まとめノートリンク 第一講義 イントロダクション 存在論とは何か→現代存在論講義Ⅰ ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その1 - Lichtung 第二講義 方法論あるいはメタ存在論について→現代存在論講義Ⅰ ファンダメ…
第四講義 性質に関する実在論→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その4 - Lichtung 目次→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート0 目次 - Lichtung 第五講義 唯名論への応答 1クラス唯名論 1.1クラスによる説明 ・ク…
第三講義 カテゴリーの体系 形式的因子と形式的関係→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その3 - Lichtung 目次→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート0 目次 - Lichtung 第四講義 性質に関する実在論 1 ものが性質…
第四講義 性質に関する実在論→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その4 - Lichtung 目次→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート0 目次 - Lichtung 第三講義 カテゴリーの体系 形式的因子と形式的関係 存在論とはカ…
第一講義 イントロダクション 存在論とは何か→現代存在論講義Ⅰ ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その1 - Lichtung 第三講義 カテゴリーの体系 形式的因子と形式的関係→現代存在論講義I ファンダメンタルズ 倉田剛 まとめノート その3 - Lichtung 目…
はじめに 以下は『現代存在論講義Ⅰ ファンダメンタルズ』倉田剛 新曜社 2017年のまとめノートである。 自分自身の整理のために書かれたもので、用語の簡潔な定義のみを列挙している。 この本を読む人が、同じように章立てに沿ったミニマムなリストを欲するか…
配置の音楽・創発の音楽 現代とそれ以前の音楽史を無理を承知で分類するなら、「音そのものへの批評眼」の誕生が分岐点になる。西洋、クラシックと言われる音楽においては、音色そのものへの意識はあったにせよ、歴史的な文脈に限定された楽器しか用いられな…
はじめに よい音楽にはジャンルの境界がない。とはいうものの、音楽に何を求めるかによってジャンルが生まれたようにも思える。わたしたちは音楽になにを求められるのだろうか? それがこの論考のひとつの問いである。 さて、今回、わたしたちはジャンルをめ…
2017年2月19日〜2月26日の期間、元町のギャラリー・パサージュにてグループ展"グルッポ・イッテン『にく展』" を行いました。出展した作品を掲載しています。 展示風景。 気配 Sign、油性・水性スプレー/木、49.5×34.58 暗示 Allusion、油性・水性スプレー/…